9月8日(火)~9日(水)にかけて、台湾からお越しの基隆市立八斗高級中學の25名の皆さまが森林・木造建築研修プログラムの一環でVUTAIに訪れました。この研修プログラムは、森庄銘木産業株式会社様(以下、森庄銘木様)が主催されたものです。台湾で普段から林業について学んでいる高校生が、「長期的な視点で育てる森林」と「木材の高付加価値化」をテーマに、日本の森林や木材産業について学ぶため、宇陀を訪れました。森林、木材、そして建築など、木が生まれてから使われていくまでを一つのストーリーとして学ぶプログラムの中で、VUTAIにも宿泊・訪問していただきました。
■2日間の概要
ープログラムの流れ(森庄銘木様主催)ー
<1日目>
・VUTAI施設見学
・森庄銘木株式会社ツアー
・VUTAIで木造の暮らし体験
初日はVUTAIにご到着後、設計面でのこだわりや、地域の中心にある木造施設としての役割についてご紹介しました。宇陀市内の山林から伐採した木材が使われていることや、宮大工によってつくられた柱の構造などについて説明すると、生徒たちは熱心にメモを取りながら、実際に柱に触れ、木造建築ならではの温かみや魅力を感じていただけた様子でした。
また、森庄銘木様の工場では、磨き丸太や杉皮などの銘木を見学。木材の魅力をどのように引き出し、暮らしの中へ届けているのか、実際の現場を見ながら木材の付加価値化について考える機会となったようです。



<2日目>
・内牧山林視察
・奈良県銘木協同組合視察
2日目はVUTAIを出発し、森庄銘木様の案内で宇陀市内の山林や森庄銘木様の工場、木材の流通現場などを巡り、林業のリアルを体感しました。国土の約60%が森林である台湾で普段から林業について学んでいる高校生の皆さまにとって、普段の学びとは異なる日本の林業の現場に触れ、宇陀ならではの森林産業への理解を深める1日となりました。

2日間を終えた学生さんからは、VUTAIに対して
「4本の大きな柱と木の香りが漂う建築デザインが圧巻で、入った瞬間に特別感がありました。」
「環境教育の場として素晴らしい施設で、地元の食や文化も体感できました。家族を連れてまた泊まりに来たい。」
とのお言葉をいただきました。


また、帰り際には、台湾の民族舞踊を通じて感謝を伝えていただくなど、言葉の壁を越えた交流も生まれる場となりました。VUTAIは今後も、国内外から訪れる方々が、宇陀の農や林業、文化に触れ、地域の人々と交流しながら学びを深める、農と学びの共創拠点を目指してまいります。
■共創パートナーについて
森庄銘木産業株式会社様… 吉野の山を護り継ぎ、伝統ある銘木の技術を磨く、1927年創業の林業・木材製造の老舗企業です。 森庄銘木様による開催レポートはこちら